ごん‐げ【権化】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救済するために、この世に仮の姿となって現れること。また、その仮の姿。化現(けげん)。権現(ごんげん)。化身。⇔実化。 2 ある抽象的な特質が、具体的な姿をとって現れ...
ごん‐げん【権現】
1 仏・菩薩(ぼさつ)が人々を救うため、仮の姿をとって現れること。 2 仏・菩薩の垂迹(すいじゃく)として化身して現れた日本の神。本地垂迹説による。熊野権現・金毘羅(こんぴら)権現などの類。 3...
ごんげん‐さま【権現様】
「権現」を敬っていう語。 徳川家康を敬っていう語。また、家康を祭った東照宮のこと。
ごんげん‐づくり【権現造(り)】
神社本殿形式の一。本殿と拝殿とを、石の間または相(あい)の間でつないだもの。平安時代に始まり、桃山時代から盛んになった。日光東照宮本殿がこの例。石の間造り。八つ棟造り。
ごんげん‐とりい【権現鳥居】
⇒両部鳥居(りょうぶとりい)
ごんげんのおどりこ【権現の踊り子】
町田康の短編小説、および同作を表題作とする短編小説集。作品は平成14年(2002)に第28回川端康成文学賞を受賞。短編小説集は平成15年(2003)の刊行で、「鶴の壺」「工夫の減さん」などの作品...
ごんげん‐まい【権現舞】
東北地方の山伏神楽・番楽(ばんがく)などにみられる二人立ちの獅子(しし)舞。《季 新年》