ごじゅう‐かた【五十肩】
50歳ごろに、肩の関節が痛んで腕の動きが悪くなってくること。医学的には四十肩とともに肩関節周囲炎(凍結肩)と総称される。五十腕。
ごじゅう‐から【五十雀】
スズメ目ゴジュウカラ科の鳥。全長14センチくらい。背面は青灰色、下面は白色で、目を通る黒い線がある。尾は短い。木の幹を垂直に上下しながら虫や木の実を食べる。日本では留鳥で、全国の山地にすむ。《季 夏》
ごじゅうごねん‐たいせい【五十五年体制】
1955年(昭和30)左右両派に分裂していた日本社会党の統一と、自由党・民主党の保守合同によって成立した2政党による日本の政治体制のこと。のち、多党化の進行により崩壊。
ごじゅうさん‐つぎ【五十三次】
「東海道五十三次」の略。
ごじゅう‐しょう【五重唱】
五人の歌手による重唱。クインテット。
ごじゅう‐そう【五重奏】
五つの楽器による重奏。弦楽五重奏など。クインテット。
ごじゅう‐そうでん【五重相伝】
浄土宗鎮西派で、宗義の秘奥を相伝する儀式。法然の往生記、弁阿の末代念仏授手印、然阿良忠の領解末代念仏授手印鈔(しょう)および決答授手印疑問鈔、玄忠曇鸞(どんらん)の凝思十念の五つを師が口授する。
ごじゅう‐てんてん【五十展転】
仏語。法華経(ほけきょう)を聞いて随喜した人が次々に他人に語り伝え、50人目になってもその功徳(くどく)は変わらないということ。
ごじゅうに‐い【五十二位】
菩薩(ぼさつ)が仏果に至るまでの修行の段階を52に分けたもの。十信・十住・十行・十回向・十地および等覚・妙覚をいう。十信から十回向までは凡夫で、十地の初地以上から聖者の位に入り、等覚で仏と等しい...
五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)る
《「論語」為政から》50歳になってはじめて自分の人生についての天命・運命が何であったかがわかる。→知命(ちめい)