ご‐おん【呉音】
古く日本に入った漢字音の一。もと、和音とよばれていたが、平安中期以後、呉音ともよばれるようになった。北方系の漢音に対して南方系であるといわれる。仏教関係の語などに多く用いられる。→漢音 →唐音
ご‐おん【御恩】
1 他人を敬って、その人から受ける恩をいう語。「—をこうむる」 2 封建社会で、主君が臣下に対して与える恩恵。具体的には所領や種々の職(しき)を給与される。→奉公(ほうこう)
ご‐おん【語音】
言語の音声。音韻。
ごおん
[副]寺院の釣り鐘などの音を表す語。また、そのような低く重々しい音が響くさま。
ごおん‐おんかい【五音音階】
五つの音からなる音階。日本の伝統音楽をはじめ、各国の民謡にも広くみられる。代表的な形は、ドレミソラの5音からなるもの。
ごおんじょう‐く【五陰盛苦】
仏語。八苦の一。五陰から生じる心身の苦悩。
ごおん‐ず【五音図】
五十音図の古称。
ご‐か【五加】
ウコギのこと。
ご‐か【五果/五菓】
5種類の果実。桃・李(すもも)・杏(あんず)・棗(なつめ)・栗。
ご‐か【午下】
昼過ぎ。昼下がり。午後。「—の永きを苦しむ山鳩の声」〈荷風・ふらんす物語〉