ごく‐どう【極道/獄道】
[名・形動] 1 悪事を行ったり、酒色や道楽にふけったりすること。身持ちが悪く、素行のおさまらないこと。また、そういう人や、そのさま。「—な亭主」「—の限りを尽くす」 2 素行の悪い人をののしっ...
ごくどう‐もの【極道者】
極道な者。また、そのような者をののしっていう語。「この—め」
ごく‐ない【極内】
[名・形動]きわめて内密であること。また、そのさま。極秘。「事件を—に処理する」
ごく‐ない【獄内】
牢獄(ろうごく)の中。監獄の中。獄中。
獄(ごく)に下(くだ)・る
⇒下る4
ごく‐に‐たた◦ず【ごくに立たず】
[連語]《「ごく」は語義未詳》何の役にも立たない。「聞いてゐればぐどぐどと何をごくにもたたぬこと」〈浄・鑓の権三〉
ごく‐ぬすびと【穀盗人】
江戸時代、なんの役にも立たずに、俸禄だけをもらって過ごしている者をののしっていう語。ろくぬすびと。ごくつぶし。
ごく‐ねち【極熱】
「ごくねつ(極熱)」に同じ。「—の頃は、誰も誰もをさをさ内へも参り給はず」〈宇津保・沖つ白浪〉
ごく‐ねつ【極熱】
きわめてあついこと。また、はなはだしい暑さ。「—の太陽」
ごくねつ‐じごく【極熱地獄】
大焦熱地獄のこと。