さいごっ‐ぺ【最後っ屁】
1 イタチが、追いつめられたとき、敵を追い払うために尻から放つ悪臭。 2 せっぱつまったとき、苦し紛れに思いつく手段。窮余の一策。最後の手段。
さいご‐つうちょう【最後通牒】
1 紛争当事国の一方が、平和的な外交交渉を打ち切って自国の最終的要求を相手国に提出し、それが一定期限内に受け入れられなければ自由行動をとることを述べた外交文書。 2 交渉の決裂も辞さないという態...
さいご‐どころ【最期所】
「最期場(さいごば)」に同じ。
最後(さいご)に笑(わら)う者(もの)が最(もっと)もよく笑(わら)う
《He laughs best who laughs last.》早まって喜ぶなの意のイギリスのことわざ。
さいごのいちよう【最後の一葉】
《原題The Last Leaf》オー=ヘンリーの短編小説。1905年発表。別邦題「最後の木の葉」「最後の一枚の葉」。
さいご‐の‐かして【最後の貸(し)手】
破綻(はたん)しそうな金融機関に対し、中央銀行が融資を行う機能。また、その融資者となる中央銀行のこと。システミックリスクなどが起こり経済全体が混乱する危険性を回避するために発動される。→日銀特融
最後(さいご)の最後(さいご)
「最後」を強めた言い方。本当の終わり。「可能性は薄くとも、—まであきらめない」
さいごのし【最後の詩】
《原題、(フランス)Derniers Vers》ラフォルグの詩集。自由詩。著者没後の1890年に刊行。
さいご‐の‐しんぱん【最後の審判】
キリスト教の教義上の、世界の終末における人類の罪に対する神の審判。キリストが再臨して死者も生者も裁かれ、天国と地獄とに所属が分けられる。絵画ではミケランジェロのシスティナ礼拝堂壁画が名高い。公審...
さいごのしんぱん【最後の審判】
メムリンクの絵画。板に油彩。三連の祭壇画であり、縦222センチ、横320センチ。中央に甲冑を身に付けた大天使ミカエルを配した審判の場面、左翼に天国、右翼に地獄の場面を描く。元はフィレンツェ近郊...