さ【瑣】
[音]サ(呉)(漢) 小さい。細かい。取るに足りない。「瑣瑣・瑣細・瑣事・瑣末/煩瑣」
こんろう‐の‐みうら【軒廊の御卜】
天変地異や不吉な事態が発生したときに、紫宸殿(ししんでん)の東軒廊で行われた占い。また、軒廊で大嘗祭(だいじょうさい)の国郡の選定を占うこと。
ころり
[副] 1 急に転がったり倒れたりするさま。「さいころが—と転がる」 2 あっけなく死んだり、負けたりするさま。「かぜをこじらせて—(と)いってしまった」「殺し文句に—と参る」 3 前とすっかり...
ごん・す
[動サ特活]《「ごあんす」または「ござんす」の音変化》 1 「来る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「夜ふけて何しに—・した」〈浄・女腹切〉 2 「居る」の意の尊敬語。いらっしゃる。「塩町辺に縁づき...
こん‐ご【今後】
今からのち。こののち。以後。「—もよろしく願います」「—いっさい関知しない」
こんごう‐さく【金剛索】
不動明王や降三世明王などが左手に持っている綱。衆生(しゅじょう)をとらえて済度(さいど)することを象徴する。
こん【献】
[名]客にもてなす酒・肴(さかな)の膳部。「預かり蔵人小板敷きを昇り、大杯を取って共に—を勧む」〈雲図抄〉
[接尾]助数詞。 1 酒席などで、杯を飲みほす回数を表す。また、杯をさす度数にもい...
コンデンサー【condenser】
1 二つの導体を絶縁して向かい合わせ、電圧を加えて電気を蓄える装置。キャパシター。蓄電器。 2 蒸気機関で、蒸気を凝縮して液体にする装置。凝縮器。復水器。 3 光学機器の集光レンズや集光鏡。 4...
こをつれて【子をつれて】
葛西善蔵(かさいぜんぞう)の小説。大正7年(1918)発表。借家を出され、子供を連れて夜の街をさまよい歩く貧しい小説家の哀感を描く。
ごん‐てき【権的】
「権妻(ごんさい)」に同じ。