さ‐おぶね【さ小舟】
《「さ」は接頭語》小さい舟。こぶね。おぶね。「彦星(ひこほし)の川瀬を渡る—のえ行きて泊(は)てむ川津し思ほゆ」〈万・二〇九一〉
さお‐ほぞ【竿枘】
普通より細長く作った枘。
さお‐ぼり【棹掘り】
先端に錐(きり)を取り付けた鉄または木の棒を、上下させたり回転させたりして穴を掘る方法。
さお‐もの【棹物】
「棹物菓子」の略。
さおもの‐がし【棹物菓子】
細長く製した和菓子の総称。羊羹(ようかん)・外郎(ういろう)・素甘(すあま)など。棹菓子。
さ‐おり【早降り】
《「さ」は田の神の意》田植え始めに、田の神を迎えて無事な収穫を祈る祭り。早開(さびら)き。→早上(さのぼ)り
さ‐おり【狭織り】
帯に用いるように、幅を狭く織った倭文布(しずぬの)。後世の真田(さなだ)織りの類という。「いにしへの—の帯を結び垂れ」〈万・二六二八〉
さ‐おん【差音】
高さの異なる二つの音が同時に響くときに派生する、おのおのの振動数の差にあたる振動数をもつ音。→結合音
さお【佐保】
⇒さほ(佐保)
さお‐がわ【佐保川】
⇒さほがわ(佐保川)