さお‐ぶぎょう【竿奉行】
江戸時代、竿打ちをつかさどった奉行。竿入れ奉行。
さお‐ぶち【竿縁】
天井板を支えるために、また、装飾として、床の間と平行に1尺5寸(約45センチ)ほどの間隔で取り付けた細長い材。
さおぶち‐てんじょう【竿縁天井】
竿縁の上に板を張った天井。
さ‐おぶね【さ小舟】
《「さ」は接頭語》小さい舟。こぶね。おぶね。「彦星(ひこほし)の川瀬を渡る—のえ行きて泊(は)てむ川津し思ほゆ」〈万・二〇九一〉
さお‐ほぞ【竿枘】
普通より細長く作った枘。
さお‐ぼり【棹掘り】
先端に錐(きり)を取り付けた鉄または木の棒を、上下させたり回転させたりして穴を掘る方法。
さお‐もの【棹物】
「棹物菓子」の略。
さおもの‐がし【棹物菓子】
細長く製した和菓子の総称。羊羹(ようかん)・外郎(ういろう)・素甘(すあま)など。棹菓子。
さお‐やま【佐保山】
⇒さほやま(佐保山)
さ‐おり【早降り】
《「さ」は田の神の意》田植え始めに、田の神を迎えて無事な収穫を祈る祭り。早開(さびら)き。→早上(さのぼ)り