さげすみ【蔑み/貶み】
さげすむこと。軽蔑。「—の目で見る」
さげ‐すみ【下げ墨】
《「さげずみ」とも》 1 大工が、柱などの傾きを、おもりのついた墨縄を用いて測ること。垂準。 2 おしはかること。思量。「信玄公御—少しもちがはず候ふと感じ奉る」〈甲陽軍鑑・一〇〉
さげす・む【蔑む/貶む】
[動マ五(四)]《動詞「下げ墨(す)む」から派生した語》他人を、自分より能力・人格の劣るもの、価値の低いものとみなす。見下げる。見くだす。「—・むような目つきで人を見る」
さげ‐す・む【下げ墨む】
[動マ四]《名詞「下げ墨(すみ)」の動詞化》 1 墨縄を下げて、柱などの傾きを調べる。「城の南北を—・み給うて」〈太閤記・一〇〉 2 おしはかる。思量する。「人ヲ—・ム」〈日葡〉 「何にも余分を...