しょうし・し【笑止し】
[形ク]《名詞「笑止」の形容詞化》 1 気の毒である。いたましい。「信玄公の氏政をさげすみ給ふと—・く存ずるなり」〈甲陽軍鑑・三二〉 2 滑稽である。おかしい。「神ぞ—・いせんさく」〈伎・成田山...
尻目(しりめ)に懸(か)・ける
1 人を見下し、さげすむさまや無視する態度などにいう。問題にしない。「人を—・ける」 2 媚びた目つきをする。「薫が—・けられ、奥州にうなづかせ」〈浮・一代男・七〉
シルバー‐カー
《(和)silver+car》高齢者向けの歩行補助車。屋外でつえ代わりとして利用する。ショッピングカートに似るが、手さげ袋にあたる部分が固い箱状になっており、荷物入れと腰掛けを兼ねる。歩行車。
しん‐せ【信施】
《「しんぜ」とも》信者が仏・法・僧の三宝にささげる布施(ふせ)。
じたく‐けいびいん【自宅警備員】
俗に「引き籠もり」状態にある人のこと。多く、無職で自宅にずっと居ることを、職業であるかのようにさげすんでいう。また、本人が自虐的にいうこともある。
じっぽう‐だんな【十方旦那/十方檀那】
1 あちこちの檀家。方々の施主。「勧進帳をささげて、—をすすめありきける程に」〈平家・五〉 2 方々の得意先。顧客。「十六年このかた、—の機嫌を取り」〈浄・宵庚申〉
じぶん‐ぶれ【時分触れ】
集会・食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目。「—戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉
じゅうはち‐ささげ【十八豇豆】
ジュウロクササゲの別名。
じゅう‐ろく【十六】
1 10に6を加えた数。 2 《平敦盛が16歳で戦死したところから》能面の一。年少の公達(きんだち)の亡霊に用いる。 3 「十六豇豆(じゅうろくささげ)」の略。
じゅうろく‐ささげ【十六豇豆/十六大角豆】
ササゲの一品種。さやが30〜80センチにもなり、種子が10〜18個入っている。ながささげ。十八ささげ。《季 秋》