ほっ‐け【北家】
藤原氏四家の一。不比等(ふひと)の二男房前(ふささき)を祖とする。四家のうち最も栄えた。のちの摂関家の系統。
ホッラマーバード【Khorram Ābād】
イラン西部の都市。ロレスターン州の州都。ザグロス山脈の山中に位置する。名称は「ロルの土地」を意味し、遊牧民族のロル人が多く居住する。ササン朝ペルシア時代の城塞跡があることで知られる。
ほどこ・る【延る/播る】
[動ラ四]行き渡る。延び広がる。「たとへば小火(いささかなるひ)の山野を焼きて、村邑(むらさと)に—・るがごとし」〈欽明紀〉
骨(ほね)を埋(うず)・める
そこで一生を終える。また、ある事に一生をささげる。「—・める覚悟で赴任する」
ほの‐ぼの【仄仄】
[副](スル) 1 かすかに明るくなるさま。「東の空が—としてくる」 2 ほんのり心の暖かさなどが感じられるさま。「—(と)した母子の情愛」 3 わずかに聞いたり知ったりするさま。「かく、ささ...
ほの‐めか・す【仄めかす】
[動サ五(四)] 1 それとなく言葉や態度に表して示す。におわせる。「不承知の意向を—・す」 2 もてはやす。「世になべて—・す作者を第一の人と申し侍らんや」〈ささめごと〉
ほん‐まつ【本末】
1 物事の始めと終わり。 2 物事の根本と枝葉。重要なこととささいでつまらないこと。「—を誤る」 3 本山と末寺。
ほんまつ‐てんとう【本末転倒】
[名](スル)根本的で重要なこととささいでつまらないことを取り違えること。「—もはなはだしい」「—した考え」
ぼう‐しん【亡心】
亡霊。「恐ろしや、おことは誰そ。小竹田男(ささだをとこ)の—とや」〈謡・求塚〉
まかり‐じ【罷り路/罷り道】
死んだ人の通って行く道。死出の道。冥途の道。よみじ。「楽浪(ささなみ)の志賀津(しがつ)の児らが—の川瀬の道を見ればさぶしも」〈万・二一八〉