さざれ【細】
[名]「細石(さざれいし)」の略。「程もなく浮きて沈みし三輪川の—がくれに朽つる埋れ木」〈夫木・二四〉
[語素]名詞の上に付いて、細かい、小さい、わずかな、などの意を表す。ささ。「—石」「—...
さざれ‐いし【細石】
こまかい石。小石。「わが君は千代に八千代に—の巌となりて苔(こけ)のむすまで」〈古今・賀〉
さざれ‐し【細石】
「さざれいし」の音変化。「信濃なる千曲の川の—も君し踏みてば玉と拾はむ」〈万・三四〇〇〉
さざれ‐なみ【細波】
[名] 1 さざ波。「—浮きて流るる泊瀬川(はつせがは)寄るべき磯のなきがさぶしさ」〈万・三二二六〉 2 さざ波がしきりに、または、絶えず立つところから、「しくしくに」「やむ時もなし」「間(ま...
さざれ‐みず【細水】
さらさらと音を立てて流れる水。「いつとなくしほたれ山の—暮れ行くままに音そへつなり」〈散木集・八〉
サザン【southern】
多く複合語の形で用い、南の、南部の、の意を表す。「—アイランド」
サザン‐アルプス【Southern Alps】
ニュージーランド南島の中央部から西部にかけて走る山脈。中央に主峰クック山が位置し、タスマン山、ハースト山などの標高3000メートルを超える高峰が連なる。タスマン氷河、マーチソン氷河、フォックス氷...
さざん‐か【山茶花】
《「さんさか」の音変化》ツバキ科の常緑小高木。九州・四国の山地に自生。葉は楕円形で両端がとがる。晩秋のころ白い花をつけ、散るときは花びらがばらばらに落ちる。種子から油をとり、材で器物を作る。園芸...
さざんかのやど【さざんかの宿】
歌謡曲。歌手、大川栄策の代表曲。昭和57年(1982)発売。吉岡治作詞、市川昭介作曲。第25回日本レコード大賞ロングセラー賞受賞。
サザン‐クロス【Southern Cross】
南十字星。