さる‐ごう【猿楽】
《「さるがく(猿楽)」の音変化》 1 「さるがく」に同じ。「様々(やうやう)の箏(こと)、琵琶、舞、—を尽くす」〈梁塵秘抄口伝・一〇〉 2 おどけ。たわむれ。じょうだん。「口を引き垂れて、知らぬ...
さるごう‐がま・し【猿楽がまし】
[形シク]おどけて見えるさま。こっけいだ。「—・しくわびしげに人わるげなるなど」〈源・少女〉
さるごう‐ごと【猿楽言】
おどけた口のきき方。こっけいな言葉。じょうだん。「日一日、ただ—をのみし給ふほどに」〈枕・一〇四〉
サルサ【(スペイン)salsa】
1 キューバの民族音楽をもとにしたラテン音楽。1960年代から1970年代にかけてニューヨークで流行した。速いテンポが特徴。サルサミュージック。 2 メキシコ料理などで使われるソース。トマトにト...
サルサ【(ラテン)sarsa】
ユリ科サルトリイバラ属の植物の根を乾燥させたもの。サポニンを多く含み、皮膚病・梅毒・リウマチなどの薬にする。 [補説]「撒爾沙」「撒児沙」とも書く。
サルサ‐ソース
《サルサはスペイン語でソースの意》「サルサ2」に同じ。
サルサット【SARSAT】
《search and rescue satellite-aided tracking》遭難・救助衛星システム。遭難した船や航空機のSOS信号を衛星がとらえ、地上の救難基地に知らせるシステム。
サルサ‐ベルデ【(スペイン)salsa verde】
《「サルサ」はソース、「ベルデ」は緑色の意》料理に添えるソースの一。イタリアでは、すりつぶしたイタリアンパセリにアンチョビーなどをまぜて作るソースをさす。また、メキシコでは、トマティーヨ(トマト...
さるさわ‐の‐いけ【猿沢池】
奈良市三条通り、興福寺南門前にある池。放生池として設けられた。
さる‐ざけ【猿酒】
猿が木のうろや岩石のくぼみなどに蓄えておいた果実や木の実が自然発酵して酒のようになったもの。ましら酒。《季 秋》「—は夜毎の月に澄みぬらん/紅緑」