さんすいじんけいりんもんどう【三酔人経綸問答】
政治評論書。中江兆民著。明治20年(1887)刊。徹底した西洋近代思想を説く洋学紳士と、膨張主義的国権思想を唱える豪傑君が、現実主義的民権論者の南海先生宅を訪れ、酒を酌み交わしながら日本の進むべ...
さんすいず【山水図】
京都の建仁寺方丈(国指定重要文化財)を飾っていた障壁画の一。安土桃山時代の画家、海北友松の作。8面の襖絵で、東側の4面には、水辺の風景と楼閣滝、北側の4面は、楼閣、水辺の風景と滝が水墨で描かれて...
さんすいせん‐の‐ていり【三垂線の定理】
立体幾何学の定理の一。平面外の点Aからその平面に垂線を下ろし、その垂線の足Bからこの平面上にあってBを通らない直線lに垂線Cを引くと、直線ACは直線lに垂直であるということ。
さんすいそ‐えん【酸水素炎】
酸素・水素の混合ガスを点火したときの炎。摂氏2500度くらいの高温になる。人造宝石の製造、金属の溶接などに使用。酸素水素炎。
さんすいそ‐でんち【酸水素電池】
⇒水素酸素燃料電池
さんすいちょうかん【山水長巻】
雪舟筆「四季山水図」の通称。文明18年(1486)作の長さ15メートルを超す巻物で、雪舟の最高傑作とされる。
さんすい‐もり【山水盛(り)】
刺身などの盛りつけ方で、奥を高く、手前を低くするもの。
さん‐すう【算数】
1 数をかぞえること。計算すること。また、その結果得られた数。「或る冀望の点に達す可きやの—を得ること難からず」〈福沢・福翁百話〉 2 小学校の教科の一。初歩の数学。数量や図形について基礎的知識...
さんすう‐セット【算数セット】
小学校低学年の算数で用いられる副教材の一。数の概念や加減乗除などをわかりやすく説明するためのもので、おはじきや計算カード、時計の模型などが一そろいになっている。
さん‐すくみ【三竦み】
《「関尹子」三極から》蛇はなめくじをおそれ、なめくじは蛙(かえる)をおそれ、蛙は蛇をおそれること。転じて、三者が互いに牽制し合って、それぞれが自由に動けない状態。