はっ
[感] 1 急に思いついたり、驚いたりしたときに発する語。あっ。「—、大変だ」 2 かしこまって応答するときに発する語。はい。「—、さようでございます」 3 相手の言葉が聞き取れず聞き返すときに...
はばかり‐さま【憚り様】
[形動][文][ナリ] 1 人の世話になったときや少々のことを頼むときなどに言うあいさつの語。ご苦労様。「わざわざお越しいただき、—でございます」 2 軽い皮肉や反発の気持ちを込めて答える語。お...
はべ・り【侍り】
[動ラ変]《「は(這)いあり」の音変化で、神や天皇など、絶対者の前に恐れ入った態度でいるのが原義か》 1 「いる」の意の謙譲語で、慎み深い態度でいる意を表す。(貴人の御前に)かしこまって控える。...
はん‐ドン【半ドン】
《ドンは「ドンタク」の略》勤務が午前中だけであること。また、その日。「今日は—でございますから」〈紅葉・多情多恨〉
ひと‐さかり【一盛り】
1 一時期盛んであること。「—を過ぎた花」 2 若さの盛んな一時期。「なにさ、—はお道楽でございますのさ」〈滑・浮世風呂・二〉
へい
[感]へりくだった気持ちで応答したり、肯定・承諾したりするときに、また、相手の注意を促すときに発する声。商人などが主に使う。はい。へえ。「—、さようでございます」「—、お待ち」
へえ
[感] 1 感心したり、あきれたり、驚いたりしたときに発する声。「—、今初めて聞いたよ」 2 「へい」に同じ。「—、さようでございます」
まい‐ど【毎度】
1 同じ事が繰り返されること。そのたびごと。「遅刻は—のこととはいえ」 2 (副詞的に用いて)いつも。「—ありがとうございます」
まいど‐あり【毎度あり】
[感]《「あり」は「ありがとう」「ありがとうございます」の略》いつもありがとうございますの意で、客に対して商人が威勢よくいう礼の言葉。
まいらせ‐そうろ・う【参らせ候ふ/進らせ候ふ】
[連語]《動詞「まい(参)らす」の連用形+補助動詞「そうろ(候)う」》 1 さしあげます。「弟子で候ふ刑部房俊秀を—・ふ」〈平家・四〉 2 (「まいらす」が補助動詞の場合)他の動詞の連用形に付い...