うんせん‐しき【暈渲式】
地図で地形の起伏の表し方の一。地表の高低を色の濃淡で表す方式。ぼかし。→暈滃式(うんおうしき)
え【会】
多くの人が集まること。また、その集まり。多く仏事、または祭事をいう。「—を設けて供養しき」〈霊異記・下〉
エウゲニー‐オネーギン【Evgeniy Onegin】
プーシキンの韻文体小説。1825〜1832年発表。1833年、単行本として出版。知識人の貴族オネーギンと少女タチヤーナとの悲恋を描き、ロシア国民文学の源となったもの。エフゲニー=オネーギン。 ...
え‐しき【会式】
1 法会(ほうえ)の儀式。 2 「御会式(おえしき)」に同じ。《季 秋》
エスカレーション【escalation】
1 段階的に増大したり、激化したりすること。「戦闘規模の—」 2 業務上の下位者が対応しきれない事態が発生したとき、上位者に報告し、事態の対応を引き継ぐこと。
え‐ぞうし【絵双紙/絵草紙】
1 江戸時代、世間の出来事を1、2枚の絵入りの読み物にした印刷物。読み売り。瓦版(かわらばん)。 2 草双紙のこと。 3 絵本番付(えほんばんづけ)のこと。 4 錦絵(にしきえ)のこと。
えぞ‐にしき【蝦夷錦】
《蝦夷地を経て伝えられたところから》中国産の錦。赤地・紺地または緑地に金糸・銀糸などで、雲竜(うんりょう)の文様を織り出したもの。今は京都の西陣でも作り、袈裟(けさ)地、装飾用に使う。えぞでにしき。
えだ‐ちょうし【枝調子】
雅楽の調子で、基本となる六調子に対して、主音が同一で音階の違うもの。壱越(いちこつ)調に対する沙陀(さだ)調、黄鐘(おうしき)調に対する水(すい)調などをいう。
えてんらく【越天楽/越殿楽】
雅楽。唐楽の小曲で、舞はない。平調(ひょうじょう)、早四拍子(はやよひょうし)のものが有名であるが、古くは盤渉(ばんしき)調で奏され、また黄鐘(おうしき)調のものもある。その旋律に歌詞をつけた...
えど‐え【江戸絵】
浮世絵版画の前身となった紅彩色の江戸役者絵。江戸中期から売り出され、2、3色刷りからしだいに多彩となり、錦絵(にしきえ)として人気を博した。紅摺絵(べにずりえ)。東(あずま)錦絵。→上方絵(かみ...