した‐び【下火】
1 火勢が衰えること。「山火事が—になる」 2 盛んだった物事の勢いがだんだん衰えてくること。「人気が—になる」 3 オーブンなどで下から当てる火。⇔上火(うわび)。 4 茶の湯で、三炭(さんた...
した‐び【下樋】
《「したひ」とも》 1 地中に埋設して水を通す樋(とい)。うずみひ。「あしひきの山田を作り山高み—を走(わし)せ」〈記・下・歌謡〉 2 琴の胴の表板と裏板との間の空洞になった部分。「琴取れば嘆き...
した‐びえ【下冷え】
地面や足もとから冷たさを覚えること。また、その冷気。底冷え。《季 秋》
した‐ひも【下紐】
1 「下帯2」に同じ。 2 《古くは「したびも」》下裳(したも)・下袴(したばかま)などの紐。下結(したゆ)う紐。「君に恋ひうらぶれ居れば悔しくもわが—の結ふ手いたづらに」〈万・二四〇九〉 3 ...
したひも‐の【下紐の】
[枕]《「したびもの」とも》「した」にかかる。「—下ゆ恋ふるに月そ経にける」〈万・三七〇八〉
した‐びらめ【舌鮃/舌平目】
カレイ目ウシノシタ科の海水魚、アカシタビラメ・クロウシノシタの総称。体は長卵形で著しく扁平。目は小さく、両眼とも体の左側にある。砂泥底にすみ、南日本に多い。フライ・ムニエルなどに料理する。美味。...