しだら
《「したら」とも》 1 歌や舞に合わせて手を打つこと。手拍子。 2 手拍子を打って歌う子供の遊び。
したら‐ば
[接]「したら」に同じ。「—二番酒を食べませう」〈狂言記・伯母が酒〉
し‐たり
[感]《動詞「す」の連用形+完了の助動詞「たり」から》 1 期待どおりに物事が行われたとき、成功したときなどにいう語。うまくやった。得たり。してやったり。「—とばかりやりこめる」 2 失敗したり...
したり‐がお【したり顔】
[名・形動]うまくやったという顔つき。得意そうなさま。得意顔。「—で話す」
したる・し
[形ク] 1 汗などでじとじとしている。湿っぽい。「しづの女も大路ゐづつに夕涼み—・き麻の衣すすぎて」〈夫木・三六〉 2 態度などがべたついている。また、甘ったるい。「女色にふける人は、かたきま...
したわし・い【慕わしい】
[形][文]したは・し[シク]《動詞「した(慕)う」の形容詞化》心を引かれ、好ましく、または、懐かしく思うさま。恋しい。「—・い母上の姿」 [派生]したわしげ[形動]したわしさ[名]
舌(した)を食(く)・う
舌をかみ切って自殺する。「たとえ—・って死んでも」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
舌(した)を出(だ)・す
1 陰で人をばかにしたり、あざけり笑ったりする。また、そういうときの動作。「笑顔の裏で—・す」 2 恥ずかしさなどをごまかす動作。
舌(した)を鳴(な)ら・す
1 軽蔑・不満の気持ちを表す動作。「不服そうに—・す」 2 賛美する気持ちを表す動作。特に、おいしい物を食べて、満足した気持ちを表す動作。「ごちそうに—・す」
舌(した)を二枚(にまい)に使(つか)・う
前に言ったことと後で言ったこととが違う。また、相手しだいで違ったことを言う。二枚舌を使う。