たなご【鱮】
1 コイ科タナゴ亜科の淡水魚。全長約10センチ。体は細長く、一対の口ひげは短く、背部は暗褐色、他は銀白色。産卵期の雄は背部から腹部にかけ青緑色から淡桃色、黒色に変わる婚姻色を示す。関東・東北地方...
たま‐どの【霊殿/魂殿】
1 死者の霊を祭った所。たまや。 2 葬送の前にしばらく遺体を納めておく殿舎。たまや。「昔物語に、—に置きたりけむ人のたとひを、思ひ出でて」〈源・夢浮橋〉
たま‐ゆら【玉響】
[副]少しの間。ほんのしばらく。「—も心を休むべき」〈方丈記〉 [補説]「玉響(たまかぎる)きのふの夕見しものを今日の朝(あした)に恋ふべきものか」〈万・二三九一〉の「玉響」を「たまゆらに」とよ...
ちえんがた‐アレルギー【遅延型アレルギー】
体内にアレルゲンとなる原因物質を取り込み、しばらく時間が経過したのちに生じるアレルギー。細胞性免疫に起因し、主にT細胞が関与する。ツベルクリン反応、接触皮膚炎、移植拒絶反応などの疾患が知られる。...
ちっ‐こう【蓄光】
物質が太陽や照明の光に含まれる紫外線を吸収し、エネルギーとして蓄え、暗所でしばらくの間、自然発光する現象。
ちっ・す【蟄す】
[動サ変] 1 冬に虫が地中にこもる。「潜竜(せんりょう)は三冬に—・して」〈太平記・四〉 2 世を逃れ閉じこもる。ひきこもる。「しばらくここに—・すと言へども」〈読・弓張月・後〉
茶腹(ちゃばら)も一時(いっとき)
茶を飲んでも、しばらくの間は空腹をしのぐことができる。わずかなものでも、一時しのぎになることのたとえ。
ちゅう‐さつ【駐箚】
[名](スル)外交官などが任務のためにしばらく外国に滞在すること。駐在。「印度(インジヤ)に—する総督の許に」〈中村訳・西国立志編〉
ちん‐ぎん【沈吟】
[名](スル) 1 思いにふけること。考え込むこと。「しばらく—したあとで」〈藤村・春〉 2 静かに口ずさむこと。「古歌を—する」
つけおき‐あらい【浸け置き洗い】
衣類などを、洗剤や漂白剤を入れた水にしばらくつけておき、汚れをとかし出してから洗うこと。