しもよのかねじゅうじのつじうら【霜夜鐘十字辻筮】
歌舞伎狂言。世話物。5幕。河竹黙阿弥作。明治13年(1880)東京新富座初演。天下のため恩師を討つが、妻に自害され、零落した士族の六浦正三郎は、恩師の子息の巡査によって救われ、和解して仏門に入る。
しもり‐づり【しもり釣(り)】
大小の玉浮きを数個連結し、おもりでゆっくりと沈めて釣る方法。フナ・タナゴ・サヨリなどの釣りで行われる。
しも‐りゅう【下流】
茶道で、藪内(やぶのうち)流のこと。上京(かみぎょう)の千家を上流(かみりゅう)と呼んだことに対する名。藪内家が下京の六条にあったところからいう。
しも・る【沈る】
[動ラ四]浸水して沈む。「舟は—・って」〈浄・自然居士〉
しも‐われ【霜割れ】
[名](スル)急激な寒気のために、樹木の表面に縦に割れ目が生じること。また、その割れ目。幹の表面が急に収縮するために起こる。
霜(しも)を履(ふ)みて堅氷(けんぴょう)至(いた)る
《「易経」坤卦から》霜が降る時期を過ぎれば、やがて氷が硬く張る季節が来る。災難の小さな兆候を見逃がしていると、やがて必ず大きな災難に見舞われることのたとえ。
し‐もん【四文】
1 銭1文の4倍。 2 安っぽいこと、少しばかりのことのたとえ。「狂歌や誹諧を—ばかりもする人や」〈滑・浮世床・初〉 3 《四文銭の価値がわずかであったところから》軽々しいこと。軽率なこと。副詞...
し‐もん【四門】
1 東西南北の四方の門。すべての門。 2 内裏で、東西南北の四方にあった建春門・宜秋(ぎしゅう)門・建礼門・朔平門の総称。 3 仏語。 ㋐密教の曼荼羅(まんだら)の四方に配された門。東の発心門、...
し‐もん【死門】
《この世からあの世へ入る関門の意から》死。死去。「—に及ぶ」「—に臨む」
し‐もん【私門】
1 個人の家。自分の一家。 2 (朝廷に対して)臣下の家。 3 権力のある家。権門。