しゃくし‐がい【杓子貝】
1 シャクシガイ科の二枚貝の総称。貝殻は白色、球形でよく膨らみ、後端が柄のように長く伸び、杓子状をしている。沿岸の水深50〜200メートルの海底にすむ。 2 イタヤガイの別名。貝殻に柄をつけて杓...
しゃくし‐がた【杓子形】
しゃくしのような形。また、その形をしたもの。
しゃく‐しぎ【杓鴫/尺鷸】
シギ科ダイシャクシギ属の鳥の総称。長いくちばしが下方に曲がっている。ダイシャクシギ・チュウシャクシギ・コシャクシギなど。
しゃくし‐じょうぎ【杓子定規】
[名・形動]《曲がっている杓子を定規代わりにすること、正しくない定規ではかることの意から》すべてのことを一つの標準や規則に当てはめて処置しようとする、融通のきかないやり方や態度。また、そのさま。...
しゃくし‐づら【杓子面】
額とあごが出っ張っている、中くぼみの顔。
杓子(しゃくし)で腹(はら)を切(き)・る
できるはずがないこと、また、形式だけのことをするたとえ。すりこ木で腹を切る。
しゃくし‐な【杓子菜】
タイサイの別名。葉の形が杓子状をしている。
杓子(しゃくし)は耳掻(みみか)きにならず
大きいものが、必ずしも小さいものの代わりにはならないたとえ。
シャクシャイン‐の‐たたかい【シャクシャインの戦い】
寛文9年(1669)松前氏の収奪に対して、アイヌの首長シャクシャインが全蝦夷(えぞ)地のアイヌを糾合して起こした蜂起。和議の席上シャクシャインは殺害され、アイヌ側の敗北に終わった。
しゃく‐しゃく【灼灼/爍爍】
[ト・タル][文][形動タリ]明るく照り輝くさま。「—たる少年の笑顔」