頤(おとがい)が落(お)・ちる
1 寒くて震え上がるさま。「寒きこといとわりなく、頤など落ちぬべきを」〈枕・二九八〉 2 食べ物が非常にうまいことのたとえ。あごが落ちる。「—・つるやうな」〈虎寛狂・附子〉 3 口数が多いことの...
油紙(あぶらがみ)へ火(ひ)が付(つ)いたよう
ぺらぺらよくしゃべるさま。油に火がついたよう。
わ【話】
[音]ワ(慣) [訓]はなす はなし [学習漢字]2年 〈ワ〉 1 はなす。しゃべる。「話術・話法/会話・懇話・手話・対話・談話・電話・独話」 2 はなし。筋立てて語られたもの。「話題/逸話・...
こわ‐いろ【声色】
1 声の音色。声の調子。こわね。「—を変えてしゃべる」 2 他人、特に役者や有名人のせりふ回しや声をまねること。歌舞伎役者などの声や口調をまねる芸が元禄(1688〜1704)ころからあり、幕末に...
こと‐か・く【事欠く】
[動カ五(四)] 1 物が不足する。なくて不自由する。「食べる物にも—・く始末」 2 (「…にことかく」の形で用いて)他に適当なことがあるのに、よりによってわざわざそんなことをする。「言うに—...
こと‐さえく【言喧く】
[枕]外国人が意味の通じない言葉をしゃべる意から、「韓(から)」「百済(くだら)」にかかる。ことさやぐ。「—辛(から)の崎なる」〈万・一三五〉 「—百済の原ゆ」〈万・一九九〉
骨箱(こつばこ)を叩(たた)・く
大きな口をきく。よくしゃべる。骨箱を鳴らす。「今の若者どもが達入(たていれ)だの犬の糞だのと—・くが、おらが目から見ちゃあ蚤(のみ)の卵だとおもやれ」〈滑・浮世風呂・四〉
さえずり【囀り】
1 鳥などがしきりに鳴くこと。狭義には、繁殖期の鳥が特別な鳴き方をすること。また、その声。《季 春》「—をこぼさじと抱く大樹かな/立子」→地鳴き 2 舞楽で、舞人が舞いつつ漢文の詞章を朗詠するこ...
くっちゃべ・る
[動ラ五]俗に、あれこれとよくしゃべる。ぺらぺらとしゃべりまくる。
クロイツボーデン【Kreuzboden】
スイス南西部、バレー州、ワリスアルプス山中、サース谷の町、サースグルントの近くにある展望地。人造貯水湖のクロイツボーデン湖がある。4000メートル級の山々が連なるミシャベル連峰と氷河を一望できる...