し‐らん【芝蘭】
1 レイシとフジバカマ。転じて、香りがよい草。 2 性質・才能・人徳のすぐれた人のたとえ。「—の友」
し‐らん【紫蘭】
ラン科の多年草。湿ったがけなどに生え、高さ約50センチ。葉は長楕円形で、互生する。初夏、紅紫色の花を開く。塊茎を漢方で白及(びゃっきゅう)といい止血薬にする。観賞用に栽培。朱蘭。《季 夏》「ゆふ...
し‐らん【雌卵】
⇒夏卵
シラン【silane】
珪素(けいそ)の水素化物の総称。一般式SinH2n+2で表され、モノシラン・ジシラン・トリシラン・テトラシランなどがある。ふつうはモノシランをさし、悪臭をもつ無色の気体で有毒、空気中で自然発火す...
しら‐ん
[連語]《動詞「し(知)る」の未然形に打消しの助動詞「ず」の連体形の付いた「しらぬ」の音変化。終助詞的に用いる》疑問語に呼応して、疑問の意を表す。→かしらん「川岸(かし)の問屋へ仕切を取りに出る...
しらん‐かい【芝蘭会】
京都大学医学部卒業生の同窓会。明治39年(1906)発足、昭和30年(1955)に社団法人となる。平成23年(2011)、一般社団法人に移行。→有信会
しらん‐かお【知らん顔】
[名](スル)知らぬ顔。知らんぷり。「あいさつしても—される」
シラン‐ガス【silane gas】
⇒シラン
シランクス【(フランス)Syrinx】
ドビュッシーの無伴奏フルートのための作品。1913年作曲。フランスのフルート奏者L=フルーリーに献呈。
しらん‐どう【芝蘭堂】
大槻玄沢(おおつきげんたく)が天明6年(1786)江戸本材木町に開いた家塾。当時の蘭学研究の中心となった。