しらほ‐じん【白保人】
平成20年(2008)から平成28年(2016)にかけて沖縄県石垣市の白保竿根多原(さおねたばる)洞穴遺跡で発見された化石人骨。全身骨格を含む、少なくとも19体分以上の骨が見つかり、後期更新世の...
しら‐ほね【白骨】
うるしなどを塗っていない扇の骨や鞍(くら)。
しらほね‐おんせん【白骨温泉】
長野県松本市西部、乗鞍岳の麓にある温泉。泉質は炭酸水素塩泉・硫黄泉。
しら‐ぼし【白干し/白乾し】
魚肉や野菜を、塩に漬けず、そのまま干すこと。また、そのもの。「鮭の—なでう事かあらん、鮎の—は、まゐらぬかは」〈徒然・一八二〉
しらま‐か・す【白まかす】
[動サ四] 1 興をさまさせる。「山里の心の夢に惑ひ居れば吹き—・す風の音かな」〈山家集・下〉 2 勢いをくじく。しりごみをさせる。しらます。「矢種(やだね)を惜しまず散々に射ける間、寄せ手少し...
しらまき‐ゆみ【白巻弓】
黒塗りの弓に白い籐(とう)を巻いたもの。流鏑馬(やぶさめ)に用いる。しらまゆみ。
しらま・す【白ます】
[動サ四]「しらまかす2」に同じ。「楯(たて)も鎧(よろひ)もこらへずして、さんざんに射—・さる」〈平家・一一〉
しら‐まなご【白真砂】
白いまさご。白砂。「—三津の赤土(はにふ)の色に出でて言はなくのみそ我(あ)が恋ふらくは」〈万・二七二五〉
しら‐まゆみ【白真弓/白檀弓】
[名] 1 マユミで作った白木の丸木弓。 2 「白巻弓(しらまきゆみ)」に同じ。 [枕]弓を張る・射る・引くなどの意から、「はる」「い」「いる」「ひ」「ひく」「かへる」などにかかる。「—いま...
しらみ【虱/蝨】
シラミ目の昆虫の総称。体は微小で扁平。腹部は大きく、頭部・胸部は小さく、翅(はね)はない。吸う口をもち、人畜の吸血害虫。アタマジラミ・ヒトジラミ・イヌジラミなど。《季 夏》