しん‐えん【心猿】
欲情に燃えて落ち着かないようすを、猿がわめき騒ぐのにたとえた語。「意馬—」
しん‐えん【神垣】
神社の境内の周りに巡らした垣。また、神社。たまがき。みずがき。
しん‐えん【神苑】
神社の境内。また、神社に付属する庭園。
しん‐えん【宸宴】
天皇の催す酒宴。「大嘗会(だいじゃうゑ)は…—あり、御遊(ぎょいう)あり」〈平家・五〉
しん‐えん【深怨】
深いうらみ。「—を抱く」
しん‐えん【深淵】
1 深いふち。深潭(しんたん)。 2 奥深く、底知れないこと。「孤独の—に沈吟する」
しん‐えん【深遠】
[名・形動]奥深くて容易に理解が及ばないこと。また、そのさま。深奥。「—な教理」 [派生]しんえんさ[名]
しん‐えん【新円】
昭和21年(1946)、第二次大戦後のインフレ対策として新たに発行した日本銀行券の俗称。旧円の流通は停止された。
しん‐えん【親縁】
1 親族の関係。 2 近い血筋。 3 仏語。浄土教で、三縁の一。阿弥陀仏の名号を唱え、仏を拝し、仏を念ずれば、仏はこれを聞き、見、知って、仏と行者が互いに憶念しあう親密な関係にあること。両者の三...
しん‐えん【真円】
ゆがみがなく、完全な円であること。また、その円。正円。