じ‐せつ【持説】
ふだんから主張している意見。持論。「—を展開する」
じ‐せつ【時節】
1 自然の移り変わりによって感じられる時分。季節。「散策に適した—」 2 その時の世の中の情勢。時勢。「—をわきまえよ」 3 何かをするのによい時機。機会。「—を待つ」「—到来」
じせつ‐がら【時節柄】
[名]時節にふさわしいこと。時分柄。「—の新茶は香(かおり)は高くとも」〈藤村・夜明け前〉 [副]時節が時節なので。時分柄。「—早めにお召し上がり下さい」「—おからだを大切に」
じせつ‐たいしょうぐん【持節大将軍】
古代、朝廷から節刀を与えられて、辺境の反乱を鎮定するために派遣された軍団の総指揮官。鎮定する対象により、征隼人・征夷・征東などを冠してよばれた。持節大使。
じ‐せん【自撰】
[名](スル)自作の詩歌などから自分で一部を選んで編集すること。「—歌集」
じ‐せん【自選】
[名](スル) 1 自分の作品の中から自分で選び出すこと。「著作集に収める論文を—する」 2 選挙のときに、自分で自分を選ぶこと。「—投票」
じ‐せん【自薦】
[名](スル)自分自身を推薦すること。⇔他薦。
じせん‐せき【二千石】
「にせんせき(二千石)」に同じ。 [補説]狂言の曲名別項。→二千石
じせんせき【二千石】
狂言。由緒ある二千石の謡をみだりにうたった太郎冠者が、主に討たれようとするが、太刀を振り上げる手つきが先代そっくりだといって主を泣かせて許される。