じゅっ‐こう【熟荒】
豊年で米価が下がり、かえって農民が困窮すること。
じっこく‐とうげ【十国峠】
静岡県東部、熱海市と函南(かんなみ)町との境にある峠。伊豆・相模・駿河・遠江・甲斐・武蔵・常陸・安房・上総・下総の十か国を望むことができるところからいう。
じゅっ‐こん【入魂】
[名・形動]親密であること。また、そのさま。じゅこん。「—な(の)間柄」
じゅっ‐こん【熟根】
生まれ。素性。「—いやしき下﨟なり」〈平家・一〉
じっ‐さいし【十才子】
中国、明代の10人の詩仙。洪武〜永楽年間(1368〜1424)では、林鴻(りんこう)・鄭定(ていじょう)・王褒(おうほう)・唐泰・高棅(こうへい)・王恭・陳亮(ちんりょう)・王偁(おうしょう)・...
じっ‐さいにち【十斎日】
1か月のうち、諸天王が四天下を巡察するという10日間。この日に配当された仏名を念ずると、罪を滅し福を増すという。1日は定光仏、8日は薬師仏、14日は賢劫千仏(けんごうせんぶつ)、15日は阿弥陀仏...
じっ‐さく【十作】
鎌倉時代から室町時代にかけて活躍したとされる10人のすぐれた能面作家。ふつう、日光・弥勒(みろく)・赤鶴(しゃくづる)・越智(えち)・石王兵衛・竜右衛門・夜叉(やしゃ)・文蔵・小牛・徳若をいう。
じゅっ‐さく【述作】
[名](スル) 1 書きあらわすこと。また、その作品。著述。著作。 2 先人の言説を伝え述べることと、自分で新しく説をなすこと。
じゅっ‐さく【術策】
はかりごと。術計。策謀。「—を弄(ろう)する」
じっ‐さつ【十刹】
⇒じっせつ(十刹)