じょう‐りん【上林】
「上林苑」に同じ。 《上林苑の果実の意から》くだもの。果実。酒を下若(かじゃく)というのに対する語。
じょうりん‐えん【上林苑】
中国、長安の西方にあった大庭園。秦の始皇帝が創設し、漢の武帝が拡張した。周囲約150キロに及び、内に苑36、宮12、観25を設け、世界の珍獣・奇草を集めたという。
じょう‐るい【城塁】
とりで。しろ。「—を築く」
じょう‐るり【浄瑠璃】
1 仏語。清浄で透明な瑠璃(青金石)。また、清浄なもののたとえ。 2 語り物の一。室町中期から、琵琶や扇拍子の伴奏で座頭が語っていた牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語に始まるとされる。のちに伴奏に三味線を...
じょうるり‐かたり【浄瑠璃語り】
浄瑠璃を語ることを職業にする人。浄瑠璃太夫。
じょうるり‐かんばん【浄瑠璃看板】
江戸時代の歌舞伎劇場で、浄瑠璃の名題や太夫・三味線・配役などを書いた看板。
じょうるり‐きょうげん【浄瑠璃狂言】
1 浄瑠璃に合わせて演じられる人形芝居。人形浄瑠璃芝居。浄瑠璃芝居。 2 人形浄瑠璃を歌舞伎狂言になおしたもの。義太夫狂言。丸本物(まるほんもの)。義太夫物。浄瑠璃芝居。
じょうるり‐ざ【浄瑠璃座】
人形浄瑠璃芝居を興行する一座。また、その劇場。
じょうるり‐しばい【浄瑠璃芝居】
「浄瑠璃狂言」に同じ。
じょうるり‐じ【浄瑠璃寺】
京都府木津川市加茂町西小にある真言律宗の寺。山号は小田原山。開創には諸説がある。永承2年(1047)本願義明が本堂を建立、のち保元2年(1157)に移築され、このころ9体の阿弥陀如来像が安置され...