じん‐かく【人格】
1 ㋐独立した個人としてのその人の人間性。その人固有の、人間としてのありかた。「相手の—を尊重する」「—を疑われるような行為」 ㋑すぐれた人間性。また、人間性がすぐれていること。「能力・—ともに...
じんかく‐か【人格化】
[名](スル)事物を、人格をもつ人間であるかのようにみなすこと。「草木を—して表現する」
じんかく‐きょういく【人格教育】
円満で調和のとれた人格の形成を目標とする教育。
じんかく‐けん【人格権】
人の生命・身体・自由・名誉・氏名・肖像・貞操・信用など、権利者から分離することのできない利益で、私人の権利に属するとされるもの。
じんかく‐しゃ【人格者】
すぐれた人格の持ち主。
じんかく‐しゅぎ【人格主義】
人格に絶対的価値をおく哲学・倫理学の立場。自律的人格に比類のない尊厳を認めるカントの道徳哲学など。 [補説]書名別項。→人格主義
じんかくしゅぎ【人格主義】
哲学者・評論家の阿部次郎の著作。大正11年(1922)刊行。
じんかく‐しょうがい【人格障害】
⇒パーソナリティー障害
じんかく‐しん【人格神】
人間性をもつ超越的存在。知性・情念・意志を兼備して、人間とかかわりをもつとされ、霊と比べて個性がはっきりしている。
じんかくしん‐ろん【人格神論】
⇒有神論(ゆうしんろん)2