つきなみ‐の‐まつり【月次の祭】
陰暦6月と12月の11日に、神祇官(じんぎかん)で行われていた神事。伊勢神宮をはじめ304座の全国主要神社に幣帛(へいはく)を奉り、天皇の健康と国家の平安を祈る。もと月ごとに行われるべきもので...
よしつね‐でんせつ【義経伝説】
源義経にまつわる英雄伝説。その生い立ちや、平家追討の際の戦略や行動、兄頼朝の不信からの逃避行、また、平泉で死んだのではなく、蝦夷地(えぞち)へ逃れ、さらに大陸に渡って成吉思汗(ジンギスカン)にな...
に‐かん【二官】
律令制で、神祇官(じんぎかん)と太政官(だいじょうかん)のこと。
ジンギスカンのひみつ【成吉思汗の秘密】
高木彬光の長編推理小説。昭和33年(1958)刊行。神津恭介(かみづきょうすけ)シリーズの作品の一つで、病床の神津が、ジンギスカン(チンギス=ハン)と源義経は同一人物であったという仮説を証明して...
しん‐しょく【神職】
1 神社に仕えて神事をつかさどる者の総称。神官。神主。 2 神祇(じんぎ)に仕え、神事をつかさどり、神社の管理に当たる者の総称。宮司・禰宜(ねぎ)などの職名がある。 3 旧制で、官国幣社以下の神...
しん‐とう【神道】
《「しんどう」とも》 1 日本民族古来の神観念に基づく宗教的態度。自然崇拝・アニミズムなどを特徴とする。後世、仏教・儒教・道教などの影響を受けた。神社を中心とする神社神道をはじめ、教派神道・民俗...
しん‐せん【神饌】
神祇(じんぎ)に供える飲食物。水・酒・穀類・魚・野菜・果実など。御食(みけ)。供物。
しん‐めい【神明】
1 神。神祇(じんぎ)。「天地—に誓ってうそは言わない」 2 祭神としての天照大神(あまてらすおおみかみ)の称。また、それを祭った神社。神明社。
だいじょう‐かん【太政官】
1 律令制で、神祇官(じんぎかん)と並ぶ中央の最高行政機関。八省以下を統轄して政務を行った。長官は太政大臣で、これに次いで左右大臣があり、のちに内大臣が置かれた。事務局として少納言局・弁官局が付...
せんきょう‐し【宣教使】
明治2年(1869)大教宣布運動を推進するために設けられた官庁。初め神祇官(じんぎかん)、のち神祇省に属し、同省廃止後、活動は教部省に引き継がれた。