しん‐ぴ【神秘】
[名・形動]《古くは「じんぴ」とも》人間の知恵では計り知れない不思議なこと。普通の認識や理論を超えたこと。また、そのさま。「宇宙の—を探る」「—な美」 [派生]しんぴさ[名]
じん‐ぴ【人肥】
人間の糞尿(ふんにょう)を肥料にしたもの。下肥(しもご)え。
じん‐ぴ【深秘】
仏語。 1 深奥な秘密の教え。 2 《「深秘釈」の略》密教でいう四重秘釈の一。普通一般の解釈を一歩進めて、深く本質的な意をとらえた解釈。→浅略(せんりゃく)
じん‐ぴ【靭皮】
樹木の外皮のすぐ内側にある柔らかな部分。甘皮(あまかわ)。
じんぴ‐しょくぶつ【靭皮植物】
茎や葉の靭皮繊維がよく発達し、糸・布・紙などの原料となる植物。アサ・アマ・チョマ・コウゾ・ミツマタなど。
じんぴ‐せんい【靭皮繊維】
植物の篩部(しぶ)および皮層の繊維。強靭で抵抗性が強い。
じん‐ぴら【人平】
縦糸・横糸とも撚(よ)りのないレーヨン糸で織った平織りの布。
じん‐ぴん【人品】
人としての品格。特に、身なり・顔だち・態度などを通して感じられる、その人の品位。「—骨柄(こつがら)卑しからぬ紳士」