さいき‐はんしゃざい【再帰反射材】
入射光線を光源の方向に反射する材料の総称。微細な球状ガラスビーズやプリズムを、すきまなく敷き詰めてシート状にしたものや、液体と混合して塗料にしたものがある。夜間、自動車のヘッドライトをよく反射し...
さい‐げき【細隙】
1 細いすきま。 2 光線や電子・原子などの粒子線の幅を制限する細いすきま。スリット。
サイジング【sizing】
1 洋紙の製造工程で、パルプにコロイド物質を加えて紙繊維の表面やすきまを覆い、液体やインクがにじまないようにする操作。 2 繊維工業で、のり付け作業のこと。
さいぼう‐かんげき【細胞間隙】
植物の組織を構成する細胞と細胞との間に、成長に伴ってできるすきま。葉の海綿状組織、水生植物の葉柄の通気組織などにみられる。
さし‐こ・む【差(し)込む】
[動マ五(四)] 1 物の中やすきまなどに、他の物をさしたりはさんだりするようにして入れる。差し入れる。「プラグをコンセントに—・む」「本の間に手紙を—・む」 2 (「射し込む」とも書く)光が入...
さし‐のぞ・く【差し覗く】
[動カ五(四)] 1 すきまや物陰から、そっとのぞく。「馬に面して彳(たたず)んだ月下の美女の姿を—・くが如く」〈鏡花・高野聖〉 2 ようすを見に立ち寄る。訪れる。「日々に参り給ふ音すれど、こな...
さ‐ま【狭間】
1 城壁・櫓(やぐら)・軍船のへさきなどに設け、内から外をうかがったり矢・鉄砲などを用いたりするための小窓。石狭間・矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間・隠し狭間などがある。 2 すきま。せまいあいだ。「...
しか‐と【確と/聢と】
[副] 1 はっきりとしているさま。確実でまちがいのないさま。たしかに。「夕方のことで—は見えなかった」「—相違ありません」 2 かたく、しっかりと。また、十分に。完全に。しっかと。「地盤を—固...
し‐かん【歯間】
歯と歯のあいだ。歯と歯のすきま。
しき‐つ・める【敷(き)詰める】
[動マ下一][文]しきつ・む[マ下二] 1 すきまのないように敷く。「玉砂利を—・めた道」 2 敷いて、押さえつける。「下なる敵の左右の手を膝にて—・め」〈古活字本保元・中〉