オイディプス【Oidipūs】
ギリシャ神話で、テーベ王ライオスとイオカステの子。アンティゴネの父。宿命により、知らずして父王を殺し、生母を妻としたが、事の真相を知って自ら両目をえぐり取り、諸国を放浪して死んだ。怪物スフィンク...
エスクロウ‐バーター【escrow barter】
貿易で、先に輸入した者が、その代金を相手方に送らず、自国の為替銀行に預けておき、相手方へ輸出した場合、その預金を取りくずして決済の代金にあてるという仕組み。
おいなり‐さん【御稲荷さん】
1 稲荷神、また、稲荷神社を敬い親しんで呼ぶ語。「小さい—のある近所に」〈鴎外・雁〉 2 稲荷鮨(ずし)を丁寧にいう語。
え‐ぎぬ【絵衣】
近世、采女(うねめ)の着用した装束の一。表は椿の花に雲を配した彩色の白練り絹、裏は萌葱(もえぎ)色の無地の生絹(すずし)を用いた。うねめぎぬ。
えいらく‐かん【永楽館】
兵庫県豊岡市にある劇場。明治34年(1901)竣工。近畿地方に現存する最古の芝居小屋。昭和39年(1964)に閉館されたが、平成20年(2008)、改修の上、再開館した。出石(いずし)永楽館。
牛(うし)の一散(いっさん)
歩みの遅い牛が何かのはずみで一散に走るように、平生ぐずぐずしている人が深い思慮もなくむやみにはやり進むことがあることのたとえ。
うじ‐まる【宇治丸】
《宇治川でとれる鰻(うなぎ)で作る姿鮨(すがたずし)が評判で、宇治丸とよばれたところから》鰻鮨。また、鰻のかば焼き。うじまろ。
うじ‐はや・し【阻し】
[形ク]情勢・地勢などが危険である。状況が差し迫っている。「かく—・き時に、身命を惜しまずして」〈続紀宣命・三二詔〉
うのはな‐ずし【卯の花鮨】
おからに砂糖・塩などを加えて煎り、酢を加えたものを握り、イワシ・コハダなどの鮨種をのせた料理。からすし。おからずし。
うるし‐え【漆絵】
1 漆で描いた絵。単色のものと彩漆絵(いろうるしえ)とがある。玉虫厨子(たまむしのずし)の絵飾りは日本最古の彩漆絵。 2 浮世絵で、簡単な彩色を施した紅絵(べにえ)の髪や帯など黒い部分に、にかわ...