せ‐たい【世帯】
1 住居および生計を同じくする者の集まり。所帯。「一—当たりの収入」 2 一戸を構えて独立の生計を立てること。また、その生計。「—を持つ」「—道具」 3 生活に必要な家屋と家具。財産。身代。「人...
せ‐たい【世態】
世の中のありさま。世間の状態。世情。せいたい。「—人情」「小説の主脳は人情なり、—風俗これに次ぐ」〈逍遥・小説神髄〉
せ‐たい【世諦】
「俗諦(ぞくたい)」に同じ。
せ‐だい【世代】
《「せたい」とも》 1 親から子、孫へと引き継がれるそれぞれの代。ふつう約30年を1世代または1代と数える。代(だい)。代(よ)。「息子の—になる」「—が変わる」 2 同時代に生まれ、共通した考...
せたい‐ぐすり【世帯薬】
世帯を営むのに役に立つこと。「とかく年の行きたるが—とぞんじ」〈浮・文反古・二〉
せたいこうせい‐しきん【世帯更生資金】
都道府県社会福祉協議会が低所得世帯・身体障害者世帯に対し、低利または無利子で貸し付けている資金。昭和30年(1955)創設。
せたい‐しちょうりつ【世帯視聴率】
あるテレビ番組が、一定の地域内のどれだけの世帯で見られたかを示す割合。ふつう視聴率という場合はこの数値をさす。最小単位は毎分視聴率で、これをもとに番組視聴率や時間帯視聴率などが集計される。→個人...
せたい‐ぬし【世帯主】
世帯の中心となる人。
せたい‐ぶっぽう【世帯仏法】
「世帯仏法腹念仏(はらねぶつ)」の略。「古人も、—と申されし事、今以てその通りなり」〈浮・胸算用・五〉
世帯(せたい)仏法(ぶっぽう)腹念仏(はらねぶつ)
仏法も念仏も、要するに現世の生活のためのものにほかならないの意。「—、口に食ふが一大事」〈浄・今宮の心中〉