せ‐な【夫な/兄な】
《「な」は接尾語》女性が、夫・恋人または兄弟など親しい男性をいう語。「ま遠くの野にも逢はなむ心なく里のみ中に逢へる—かも」〈万・三四六三〉
せ‐な【背/背中】
せ。せなか。「—当て」
セナ【Ayrton Senna da Silva】
[1960〜1994]ブラジルのレーシングドライバー。幼少期からカートレースを始め、1984年にF1(エフワン)デビュー。F1の世界選手権では、三度のドライバーズチャンピオンになった。1994年...
せ‐なあ【兄なあ】
《「せ(兄)な」の音変化》 1 田舎の若い男性。「女(あま)っ子—が屈竟の出合場処として」〈魯庵・社会百面相〉 2 兄。また、長兄。「小梅の—が柴の戸をたづねて」〈人・梅児誉美・三〉
せ‐なか【背中】
1 背の中央。背骨のあたり。また、背。せな。「子供を—に負う」 2 物の後ろの部分。背面。「冷蔵庫の—の放熱板」
せなか‐あわせ【背中合(わ)せ】
1 二人が互いに背中を合わせるように後ろ向きになること。また、家などが反対向きに接すること。「—に建つ家」 2 物事が裏表の関係にあること。「死と—の単独登頂」 3 互いに仲の悪い関係にあること...
背中(せなか)が見(み)・える
スポーツの成績や、事業・研究などの業績があがり、上位のものに追いつきそうなほど近づく。「順調に勝ちを重ね、ようやくトップの—・えてきた」
背中(せなか)に眼(め)はなし
自分の背後は見えないものだ。陰で働く悪事には気がつかないことのたとえ。
背中(せなか)を追(お)・う
1 後ろから追いかける。「兄の—・って歩く」 2 優れたものをまねて、追いつこうとする。「先輩の—・う」
背中(せなか)を押(お)・す
踏み出せるように人を励まし、手助けをする。「親友に—・されて留学を決意する」