そうりょう‐せい【惣領制】
主として鎌倉時代、武士における一族の結合形態。所領は分割相続されるが、惣領は庶子を統制し、一族の長として所領の支配、戦闘の指揮などに責任をもった。鎌倉中期以降は、しだいに長子の単独相続に移行。
そうりょう‐のき【総領除き】
江戸時代、病弱または不身持ちを理由に、主君の許可を得て長男に家督を継がせないこと。廃嫡。
総領(そうりょう)の甚六(じんろく)
長子は大事に育てられるので、その弟妹よりもおっとりしていたり、世間知らずであったりするということ。
そうりょう‐ぶん【惣領分】
中世、惣領が相続すべき土地・財産の分け前。
そうりょう‐ほうしき【総量方式】
国が企業などに温室効果ガスの排出枠を割り当てる方法の一つ。企業が排出するガスの総量に上限を設ける。→原単位方式
そうりょう‐むすこ【総領息子】
家の跡目を継ぐべき息子。長男。嫡子。
そうりょう‐むすめ【総領娘】
いちばん上の娘。長女。
そう‐りょく【走力】
速力・持久力などからみた、走る能力。走行に必要な力。
そう‐りょく【総力】
集団・国家などの全体の力。また、あるかぎりの力。「—をあげて取り組む」「—を結集する」
そうりょく‐せん【総力戦】
国家や組織の全分野にわたる力を一つに集めて行う戦い。