さっ‐ぷうけい【殺風景】
[名・形動]《「殺」は、けずる、そぐ意》 1 眺めに情趣が欠けていたり単調だったりして、見る者を楽しませないこと。また、そのさま。「—な冬の浜辺」「—な高速道路」 2 おもしろみも飾りけもなく、...
さつ【殺】
[音]サツ(漢) サイ(漢) セツ(呉) [訓]ころす そぐ [学習漢字]5年 〈サツ〉 1 ころす。「殺意・殺害・殺菌・殺人/圧殺・暗殺・活殺・虐殺・自殺・銃殺」 2 そぎとる。なくす。「殺...
さび‐さび【寂寂】
[副]いかにも寂しげなさま。「からまつの林の道は…ほそぼそと通う道なり。—といそぐ道なり」〈白秋・落葉松〉
さん‐さん【燦燦/粲粲】
[ト・タル][文][形動タリ]太陽などが明るく光り輝くさま。彩りなどの鮮やかで美しいさま。「陽(ひ)が—とふりそそぐ」
しず・める【静める/鎮める】
[動マ下一][文]しづ・む[マ下二]《「沈める」と同語源》 1 物音や声を小さくさせる。静かにさせる。「場内を—・める」「鳴りを—・める」 2 勢いをそぐ。「火事を—・める」「波を—・める」 3...
した・つ【滴つ】
[動タ下二]《「したづ」とも》したたらせる。そそぐ。「血の流るる事油を—・つるが如し」〈太平記・二〇〉
した‐も・ゆ【下萌ゆ】
[動ヤ下二]地中から草の芽が生え出る。土の中から芽を出す。草萌ゆ。《季 春》「今よりは春になりぬとかげろふの—・えいそぐ野辺の若草」〈続拾遺・春上〉
しゃ【洒】
[音]シャ(呉) サイ(呉)(漢) [訓]すすぐ そそぐ 〈シャ〉洗ったようにさっぱりしている。「洒脱・洒落(しゃらく)/瀟洒(しょうしゃ)」
〈サイ〉水で洗い清める。すすぐ。そそぐ。「洒掃...
しゃ【瀉】
[音]シャ(呉)(漢) [訓]そそぐ 1 流れそそぐ。「瀉出/一瀉千里」 2 からだの外に流し出す。「瀉下・瀉血・瀉剤・瀉痢/水瀉・吐瀉」 [難読]沢瀉(おもだか)
しゅう‐ちゅう【集注】
[名](スル) 1 1か所に集めそそぐこと。また、集まりそそぐこと。集中。「彼らの生活の最大関心は罪の問題に—するところまできた」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 (「集註」とも書く)多くの注釈を...