ミングォン‐パゴダ【Mingun Pagoda】
ミャンマー中部の町ミングォンにある仏塔跡。マンダレーを流れるイラワジ川の上流約10キロメートルに位置する。18世紀末、コンバウン朝のボードーパヤー王が巨大な仏塔の建設を始めたが、王の死去に伴い中...
みんぽう‐てん【民法典】
民法に関する基本的規定を定めている法典。総則・物権・債権・親族・相続の5編からなる。明治31年(1898)施行。その後、親族・相続編は昭和22年(1947)に全面改正された。
みんゆう‐がっぺい【民由合併】
平成15年(2003)に当時野党第1党の民主党と自由党
が与党自民党に対抗する勢力の結集を目指して行った合併のこと。衆参両院で合計200人超の議員を擁する一大勢力が誕生した。その後、民主党は郵...
むかい‐りゅう【向井流】
日本泳法の一流派。江戸初期に、幕府の船手奉行向井正綱が創始。敵前泳法として発展し、その後水練を目標とする泳法も加えられた。基本泳法は平泳ぎ・抜き手・肩差し・平水など、俗に御船手泳ぎともいう。
ムガル‐ていこく【ムガル帝国】
《Mughal》インド史上、最大にして最後のイスラム帝国。1526年バーブルが建国。第3代アクバルは北インド全域を支配下に置き帝国の基礎を確立。第6代アウラングゼーブのとき最盛期を迎えた。その後...
ムスリム‐どうほうだん【ムスリム同胞団】
1928年、エジプトで結成されたイスラム教社会運動の団体。コーランを憲法とする国家の建設を主張。エジプト最大の政治団体となったが、ナセル狙撃事件を機に1954年に解体。その後、1970年代に組織...
めいじ‐びじゅつかい【明治美術会】
日本最初の洋風美術団体。明治22年(1889)浅井忠・小山正太郎らを中心に創立。白馬会の設立・隆盛に伴い、旧派・脂(やに)派とよばれて衰退し、同34年解散。太平洋画会は、その後身。
めいじろくねん‐の‐せいへん【明治六年の政変】
明治6年(1873)、征韓論を主張した西郷隆盛・板垣退助ら5人の参議が、内治優先を主張した大久保利利通らとの政争に敗れ下野した事件。その後、西郷らに同調する政治家や官僚・軍人の辞職が相次いだ。征...
メシエ‐カタログ【Messier catalog】
フランスの天文学者メシエが1781年に作った、星雲と星団の最初の目録。103個記載され、その後に7個追加された。その登録番号はメシエ番号として現在も使われ、頭文字のMをつけて表す。メシエ星表(せ...
メソポタミア‐ぶんめい【メソポタミア文明】
メソポタミア地方で発達した古代文明。前3000年ごろ成立したシュメール人による都市国家を中心に、灌漑(かんがい)農業・楔形(くさびがた)文字・暦・占星術などが発達。その後興亡したアッカド・バビロ...