しょ【初】
[音]ショ(漢) [訓]はじめ はじめて はつ うい そめる うぶ [学習漢字]4年 〈ショ〉 1 物事のはじめ。はじめの時期・段階。「初夏・初期・初級・初心・初代・初頭・初歩/最初・太初・当...
いい‐そ・む【言ひ初む】
[動マ下二]口に出す。言いはじめる。また、はじめて言い寄る。「かりそめの戯(たはぶ)れ言をも—・め給へる人の」〈源・宿木〉
いく‐だ【幾許】
[副](下に打消しの語を伴って用いる)いくら。どれほど。「さ寝そめて—もあらねば白妙の帯乞ふべしや恋も過ぎねば」〈万・二〇二三〉
いき‐の‐した【息の下】
1 息の絶えようとする臨終の状態。「苦しい—から哀願する」 2 息をひそめて小声で話すこと。「わづかなる声聞くばかり言ひ寄れど、—に引きいれ、言(こと)少ななるが」〈源・帚木〉 [補説]この句の...
いささ‐か【聊か/些か】
[形動][文][ナリ] 1 数量・程度の少ないさま。ほんの少し。わずか。「—な蓄えはある」「—なりともお役に立ちたい」 2 かりそめであるさま。ついちょっと。「—に思ひて来しを多祜(たこ)の浦...
あらが・う【抗う/争う/諍う】
[動ワ五(ハ四)] 1 従わないであらそう。抵抗する。逆らう。「運命に—・う」「権勢に—・う」 2 負けずに言い返す。言いたてる。言い争う。「つひにあるべき事と思せば、ことに—・はず」〈源・夕霧...
いせいか‐こうそ【異性化酵素】
酵素のうち、異性体間の転換を触媒するもの。イソメラーゼ。
いささめ‐に
[副] 1 かりそめに。ちょっと。「—つけし思ひの煙こそ身をうき雲となりてはてけれ」〈篁物語〉 2 あからさまに。公然と。「鬱悒(いぶせ)く思へど、—告ぐべくもあらざれば」〈読・八犬伝・四〉
あらそ・う【争う】
[動ワ五(ハ四)] 1 相手にまさろうとして、また、何かを得ようとして張り合う。競争する。「優勝を—・う」「先を—・う」「一、二を—・う名騎手」 2 敵対する。戦う。けんかする。いさかいをする。...
あま‐つばめ【雨燕】
1 アマツバメ目アマツバメ科の鳥の総称。ツバメに似るが、大形で、翼が著しく長く、体が細長い。全体に黒褐色で、腰が白い。アマツバメ・ハリオアマツバメ・アナツバメなど。主に暖帯から熱帯にかけて分布。...