たい‐へい【大兵】
たくさんの兵士。大軍。
たい‐へい【大柄】
大きな権力。大きな権柄(けんぺい)。
たい‐へい【大瓶】
大きなかめ。大がめ。
たい‐へい【大弊】
はなはだしい弊害。
たい‐へい【太平/泰平】
[名・形動] 1 世の中が平和に治まり穏やかなこと。また、そのさま。「—の夢を破る」「—な(の)世」「天下—」 2 「太平楽」に同じ。「わざと弱味をみせぬつもりの—なり」〈滑・続膝栗毛・九〉
たいへいき【太平記】
南北朝時代の軍記物語。40巻。小島法師作と伝えられるが未詳。応安年間(1368〜1375)の成立とされる。鎌倉末期から南北朝中期までの約50年間の争乱を、華麗な和漢混交文で描く。 「太平記読...
たいへいき‐こうしゃく【太平記講釈】
⇒太平記読み
たいへいきしょう【太平記鈔】
江戸初期の注釈書。40巻8冊。世雄房日性(円智)著か。慶長15年(1610)刊とされる。太平記の難語句・地名・人名に詳細な注解を施す。
たいへいきちゅうしんこうしゃく【太平記忠臣講釈】
浄瑠璃。時代物。10段。近松半二・三好松洛らの合作。明和3年(1766)大坂竹本座初演。「仮名手本忠臣蔵」などの先行作を参考に、赤穂義士の仇討(あだう)ちを脚色したもの。
たいへいき‐よみ【太平記読み】
江戸時代に、道端などで太平記などの軍記物を講釈すること。また、それを職業とした人。のちの講談のもとという。太平記講釈。軍書読み。