たかく‐ぼうえき【多角貿易】
2国間貿易における収支の不均衡を防ぎ、貿易の拡大を図るために、3か国以上で多角的決済方式によって行われる貿易。三角貿易など。
たかくま‐さんち【高隈山地】
鹿児島県、大隅半島西部にある山地。鹿児島湾沿いに南北に連なり、北は霧島(きりしま)市福山町付近から南は鹿屋(かのや)市古江付近まで南北約25キロメートル、東西約15キロメートル続く。そのうち標高...
たか‐くら【高倉】
建物の床を高くし、柱で支える構造の倉。ネズミの害や湿気などを防ぐ。現在でも奄美群島や東南アジアなどにみられる。
たか‐くら【高座】
一段高く設けた座席。天皇の玉座などの類。こうざ。
たかくら‐どおり【高倉通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の八条通りに至る。途中、渉成園(枳殻(きこく)邸)で中断。全長約3.5キロ。平安京の高倉小路にあたる。
たかくら‐の【高座の】
[枕]高座の上に御蓋(みかさ)がつるされるところから、「みかさ」にかかる。「—三笠(みかさ)の山に鳴く鳥のやめば継がるる恋もするかも」〈万・三七三〉
たかくら‐りゅう【高倉流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から高倉家がその流儀によって公家の装束の着付けに携わり、のちに公家・武家の装束調進にも当たった。→山科流
たか‐ぐもり【高曇(り)】
空の高いところに一面に雲がかかって、曇っていること。雲量が9以上で、高層雲・高積雲が他の雲よりも多い場合をいったが、現在の気象観測では使用しない。
たか‐げた【高下駄】
歯の高い下駄。歯は差し歯で、磨り減ると差し替える。→足駄(あしだ)
たか‐ことば【鷹詞】
タカを使う人が用いる特殊な言葉。近世に、公家や武家の間で流行した。タカが身振いすることを「たぶるい」という類。