かわき‐の‐やまい【渇きの病】
1 糖尿病の古名。 2 のどがかわいて、いくらでも水を飲みたくなる病気。また、腹がへっていくらでも食べたくなる病気。「健(すく)やかな男俄(にはか)に—とりつき、食へども食へどもあきたらず」〈咄...
かび‐や【鹿火屋/蚊火屋】
《「かひや」とも》田畑を鹿や猪(いのしし)などから守るために火をたく番小屋。一説に、蚊やり火をたく小屋とも。《季 秋》「朝霞—が下に鳴くかはづ」〈万・二二六五〉
きゃら‐の‐まくら【伽羅の枕】
香をたく引き出しをつけた木枕。江戸時代、遊女などが用いた。また、はなはだしいぜいたくのたとえにいう。
かね‐たたき【鉦叩き】
1 鉦をたたくこと。また、その人。 2 「撞木(しゅもく)」に同じ。 3 鉦をたたいて経文などを唱え、金品を請い歩く者。かねたたき坊主。 4 直翅(ちょくし)目カネタタキ科の昆虫。コオロギの一種...
がんない‐レンズ【眼内レンズ】
1 白内障の治療で用いられる凸レンズ。手術で濁った水晶体を除去し、その代わりに水晶体嚢に挿入する方法が知られる。かつてはハードコンタクトレンズと同じポリメチルメタクリレート(PMMA)が用いられ...
きんい‐ぎょくしょく【錦衣玉食】
《「宋史」李鷹伝から》美しい衣服を着て、ぜいたくな食事をすること。ぜいたくな生活をすること。美衣美食。
かた・める【固める】
[動マ下一][文]かた・む[マ下二] 1 やわらかい物や液状の物を、かたい状態にする。また、物をかたくする。「ゼリーを冷やして—・める」「こぶしを—・める」 2 物事を集中させる。一つにまとめる...
ごうか‐ばん【豪華版】
1 用紙・装丁などに凝った、ぜいたくな作りの出版物。 2 平常よりもぜいたくでりっぱなこと。「—の食事」
けん‐きょう【堅強】
[名・形動]かたくてつよいこと。かたくてじょうぶなこと。「其—なる事之に倍すと云う」〈村田文夫・西洋聞見録〉
こう【敲】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]たたく 指先やこぶしで軽くたたく。ノックする。「推敲」