たじ‐たじ
[副] 1 困難に直面したり、相手の力に圧倒されたりしてひるむさま。「鋭い質問に—となる」 2 足もとがおぼつかないさま。よろよろ。「突かれて孝助—と石へ躓(つまず)き」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
たじ‐たたん【多事多端】
[名・形動] 1 仕事が多くて、非常に忙しいこと。また、そのさま。 2 事件がうち続き、世の中が騒がしくて穏やかでないこと。また、そのさま。
たじ‐たなん【多事多難】
[名・形動]事件が多くて、困難が絶えないこと。また、そのさま。「今年は—の一年であった」
た‐じつ【他日】
1 将来における不定の日をさす語。いつか別の日。後日。「—を期する」 2 以前の日。過ぎ去った日。
た‐じつ【多日】
多くの日数。長い月日。「—の努力をふいにする」
他日(たじつ)を期(き)・する
いつか別の日に行おうと決意する。次の機会を待つ。
他事(たじ)ながら
あなたに直接関係のないことですが、の意で、手紙で自分のことを述べるときに用いる言葉。「元気でおりますので、—御休心ください」
たじ‐な・し【他事無し】
[形ク] 1 一つのことに専念して他のことを顧みない。余念がない。「ただ囲碁(いご)を打つほかは、—・し」〈宇治拾遺・一二〉 2 気遣いがいらない。うちとけている。「この五人は我らが仲間—・う話...
たじま【但馬】
旧国名の一。山陰道に属し、今の兵庫県の北部にあたる。但州(たんしゅう)。
たじま‐うし【但馬牛】
但馬地方で古くから役肉兼用として飼養されてきた和牛。現在では、兵庫県が管理する種雄牛のみを交配に用い、同県内で生まれ、育成された黒毛和牛をいう。筋線維が細かく、上質の霜降り肉を産し、神戸ビーフ・...