たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】
戦争が行われている場所。戦場。「—に一人の小さき僧出で来たりて」〈今昔・一七・三〉
たたかいをこえて【戦いを超えて】
《原題、(フランス)Au-dessus de la mêlée》ロランの評論集。1915年刊行。第一次大戦に関する考察を述べたもの。戦乱を超えて。
たたか・う【戦う/闘う】
[動ワ五(ハ四)]《動詞「たた(叩)く」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いたものからとも、「叩き合ふ」の音変化とも》 1 武力を用いて互いに争う。戦争する。「反乱軍と—・う」 2 互いに技量...
たたかうへいたい【戦ふ兵隊】
亀井文夫監督による映画の題名。昭和14年(1939)年制作。軍部による検閲で厭戦的な描写が問題となり、公開禁止となった。ネガは処分され、長らく幻の映画とされてきたが、戦後昭和50年(1975)に...
たたかう‐みんしゅしゅぎ【戦う民主主義】
民主主義自体や、特定の集団の人権を否定する言論や結社を禁止する制度を持つ民主主義。またそれに基づく体制。ナチスによる人権抑圧への反省から、戦後のドイツで、人種差別的な言論やナチスの称揚、類似する...
たたかわ・す【戦わす】
[動サ五(四)]力・技などを激しくきそい合う。「意見を—・す」
たたき【叩き/敲き】
1 打つこと。また、その人。「太鼓—」 2 (「三和土」とも書く)叩き土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間。のちにはコンクリートで固めた土間。「玄関の—」 3 カツオを...
たたき‐あい【叩き合い】
1 互いにたたくこと。また、互いに言い合うこと。「増税を巡るマスコミどうしの—」 2 商品の値下げ争いを展開すること。「赤字覚悟の—を演じる」 3 (競馬で)ゴール前で、騎手どうしが馬を鞭(むち...
たたき‐あ・う【叩き合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 互いにたたく。打ちあう。「肩を—・って労をねぎらう」 2 冗談などを言い合う。また、互いにはげしく言い合う。「軽口を—・う」「にくまれ口を—・う」
たたき‐あげ【叩き上げ】
下積みから苦労して一人前になること。また、その人。