たちかわ‐し【立川市】
⇒立川
たちかわ‐ぶんこ【立川文庫】
明治末期から大正中期にかけて、大阪の立川文明堂から刊行された少年向けの小型の講談本。講談師玉田玉秀斎や山田阿鉄らが共同執筆。「猿飛佐助」「霧隠才蔵」などの忍術物が人気を博した。たつかわぶんこ。
たち‐かわり【立(ち)代(わ)り】
[副]代わる代わる。たびたび。「入れ代わり—来客がある」
たちかわり‐いりかわり【立(ち)代(わ)り入(り)代(わ)り】
[副]「入れ代わり立ち代わり」に同じ。「全校の学生が—ぶつかる力競べ」〈蘆花・思出の記〉
たちかわ‐りゅう【立川流】
真言密教の一派と陰陽道(おんようどう)との混合により成立した流派。性的な結合を唱える邪教とされた。平安後期、武蔵国立川の陰陽師が唱え、文観(もんかん)が広めて大流行したが、慶長以後ほとんど絶えた。
たち‐がく【立楽】
立ったままで雅楽を演奏すること。また、その雅楽。屋外での舞楽の伴奏などで行われる。りゅうがく。⇔居楽(いがく)。
たち‐がしら【立(ち)頭】
能・狂言で、立ち衆を統率する役。立ち衆頭。
たち‐がたり【立(ち)語り】
能の間狂言(あいきょうげん)の形式の一。シテの中入り後、狂言方が舞台常座(じょうざ)で立ったまま、独りで物語るもの。
たち‐がらみ【太刀絡み】
鎧(よろい)の上に、太刀をつけるための道具。皮やふじづるで輪を作り、太刀をくくりつける。
たち‐がれ【立(ち)枯れ】
[名](スル)草木が立ったまま枯れてしまうこと。