たて‐なが【縦長】
[名・形動]横より縦のほうが長いこと。また、そのさま。「—な(の)写真」
たて‐なし【楯無】
《楯を必要としないほどじょうぶに作ってある意》 源氏八領の鎧(よろい)の一。
甲斐武田家に伝えられた鎧の一。
たて‐なみ【縦波】
1 船の前方あるいは後方から寄せる波。⇔横波。 2 波の進行方向と同じ方向に媒質が振動するような波。音波や地震のP波など。疎密波。⇔横波。
たて‐にしき【経錦】
縦糸で模様と色を表した錦。中国では漢から隋代に盛行したが、織り方が複雑で、色数も制限されたため、緯錦(よこにしき)の発達に伴って衰えた。けいきん。→緯錦
盾(たて)に取(と)・る
1 防御物として、その陰に隠れる。「立木を—・る」 2 ある物事を言い訳・言いがかりなどの材料とする。「法律を—・って権利を主張する」
たて‐ぬき【経緯】
1 機(はた)の縦糸と横糸。けいい。 2 縦と横。けいい。 3 事の始終。すべて。「源氏、狭衣—に覚え、歌詠み、連歌を好みて」〈十訓抄・一〉
たて‐ぬ・く【立て抜く】
[動カ四]最後まで押し通す。たてとおす。「捨身の品も所を変へて、おさんに—・く心の道」〈浄・天の網島〉
たて‐ね【建値/立(て)値】
《「建値段」の略》製造業者が卸売業者に対して設定する販売価格。取引価格の基準となるもの。
たて‐ねだん【建値段/立(て)値段】
⇒建値(たてね)
盾(たて)の半面(はんめん)
種々の見方のできる物事の一面だけをいう、かたよった態度のたとえ。