たては‐ちょう【蛺蝶/立羽蝶】
鱗翅(りんし)目タテハチョウ科の昆虫の総称。一般に中形のチョウで、活発に飛び、止まると翅(はね)を立て下げする。アカタテハ・クジャクチョウ・オオムラサキなど。
たて‐ばな【立(て)花】
《「たてはな」とも》 1 花瓶に立てて仏前などに供える生花。 2 室町末期に様式が定まった、床飾りの花。のち立花(りっか)に発展した。 3 「華」の字を、「花」と区別していう語。
たては‐もどき【擬蛺蝶/立羽擬】
タテハチョウ科の昆虫。翅(はね)は橙黄色で、前後の翅に大小2個ずつの円紋、外縁に暗褐色の波状紋がある。九州南部以南にふつうにみられる。
たて‐ば【立(て)場/建場】
1 江戸時代、宿場と宿場の間の街道などで、人足・駕籠(かご)かきなどの休息した所。明治以後は人力車や馬車などの発着所をいう。 2 人の多く集まる所。たまり場。 3 位置。たちば。 4 業者がその...
立(た)てば歩(あゆ)めの親心(おやごころ)
⇒這(は)えば立て、立てば歩めの親心
たて‐ばし【立(て)箸】
椀に盛った飯の中央に箸を突き立てること。死者に供える一膳飯の作法であることから、嫌い箸の一とされる。仏箸(ほとけばし)。
立(た)てば芍薬(しゃくやく)座(すわ)れば牡丹(ぼたん)歩(ある)く姿(すがた)は百合(ゆり)の花(はな)
美人の姿を形容する言葉。
たて‐ばた【竪機】
縦糸を垂直に張り、横糸を通して織る織機。敷物・絨緞(じゅうたん)などを織るのに使用。
たてばやし【館林】
群馬県南東部の市。もと秋元氏などの城下町。5代将軍徳川綱吉が城主であったこともある。文福茶釜の話で知られる茂林寺がある。人口7.9万(2010)。
たてばやし‐し【館林市】
⇒館林