たて‐こ・める【立(て)込める/立て籠める/閉て込める】
[動マ下一][文]たてこ・む[マ下二] 1 中にいっぱいに満ちる。たちこめる。「線香のかおりが—・める」 2 戸・障子などをきっちりとしめきる。「雨戸を—・める」 3 辺りを取り囲んでとじこめる...
たて‐こも・る【立(て)籠もる/盾籠もる】
[動ラ五(四)]《「たてごもる」とも》 1 戸などをしめきって中にこもる。「書斎に—・って執筆する」 2 城や要塞にこもって敵の攻撃を防ぐ。「城に—・る」
たて‐ご【竪子】
格子や障子の縦方向の組子(くみこ)。
たて‐ごと【竪琴】
ハープ・リラなど、縦に張った弦を弾奏する楽器。
たて‐さくしゃ【立作者】
歌舞伎の座付き狂言作者の中で筆頭の者。
たて‐ざま【縦様/縦方】
《古くは「たてさま」》たての方向。たて。「三味線を邪険に取って、衝(つ)と—に引立てる」〈鏡花・歌行灯〉
たて‐さる【竪猿】
雨戸などに取り付ける猿(さる)で、上下に動かして戸締まりをするもの。
たて‐ざ【楯座】
南天の小星座。鷲(わし)座の南西、天の川の中にあり、8月下旬の午後8時ごろ南中する。学名(ラテン)Scutum
たて‐ざ【竪座】
いろりばたの、客の座る席。敷物が奥の方に向かって縦に敷かれるための名称。寄座(よりざ)。客座。→横座
たて‐ざし【立(て)刺(し)】
足袋(たび)底に使う、白木綿の厚地織物。