あよ・く【揺く】
[動カ四]ゆらぐ。ゆれる。「群玉(むらたま)の枢(くる)に釘刺し固めとし妹が心は—・くなめかも」〈万・四三九〇〉
あらい‐がみ【洗い髪】
洗ったままで、まだ調えてない女性の髪。《季 夏》「—かわく間月の籐椅子に/久女」
あら‐いし【荒石】
掘り出したり切り出したりしたままで、加工していない石。野面石(のづらいし)。
あらい‐もの【洗い物】
食器・衣類などで、洗うことになっているもの。また、それを洗うこと。「—がたまる」
あら‐がね【粗金/鉱】
《「あらかね」とも》 1 採掘したままで、まだ精錬していない金属。鉱石。 2 鉄の異称。
あら‐き【荒木/粗木】
山から切り出したままの木。製材していない皮つきのままの木。
あら‐ぎも【荒肝】
荒々しい心。また、きも。きもったま。
あら‐たま【粗玉/新玉/荒玉/璞】
1 掘り出したままで、まだ磨いていない玉。 2 その真価や完成された姿をまだ発揮していないが、素質のある人。「爺いさんの記憶にあるお玉の姿は、まだ—の儘(まま)であった」〈鴎外・雁〉 3 (新玉...
アラフエラ【Alajuela】
コスタリカ中部、首都サンホセの北西約20キロメートルにある国内第2の都市。アラフエラ県の県都。国民的英雄、フアン=サンタマリアの出身地で、彼の名を冠した国際空港がある。
あら‐ぼとけ【新仏】
死後初めての盆に供養される死者の霊。新精霊(あらしょうりょう)。新霊(あらみたま)。しんぼとけ。