ちほう‐ばん【地方版】
1 全国紙の一部で、地方の読者のために、その地方に関する記事を編集・掲載する紙面。 2 地方へ配送するために、締め切りを早くして印刷した新聞。
ちゅう‐し【忠死】
[名](スル)忠義のために死ぬこと。「国家のために—する武士の」〈鴎外・堺事件〉
池魚(ちぎょ)の殃(わざわい)
災難の巻き添えをくうこと。特に、類焼にあうこと。 [補説]池の中に落ちた珠(たま)を取るために宋王が池の水をかき出させたが珠は見あたらず、池の魚はみな死んでしまったという「呂氏春秋」孝行覧の故事...
ちか‐こうさく【地下工作】
1 非合法の政治活動・社会運動を秘密裏に行うこと。 2 ある目的を達成するために、あらかじめ秘密裏に働きかけなどの活動を行うこと。裏面工作。「早期妥決のために—をする」
ちから‐がわ【力革】
1 馬具の名。鐙(あぶみ)を下げるために鞍橋(くらぼね)の居木(いぎ)と鐙の鉸具頭(かこがしら)とをつなぐ革。 2 近世、鎧(よろい)の袖の裏面や佩楯(はいだて)の家地(いえじ)に、伸び縮みを抑...
ちから‐づな【力綱】
1 力を出すために握る綱。特に、分娩時に産婦がいきむために握る綱。 2 すがって頼りにするもの。「友情を—にして生きる」
ちから‐ぬの【力布】
1 和服の袖付け・八つ口止まり、洋服のボタン・スナップを縫いつける部分などに補強のために当てる小さな布。ちからぎれ。 2 裁断した角のほつれを防ぐために当てる共切れ。 3 和服で、絹布・薄物のひ...
にゅう‐ざん【入山】
[名](スル) 1 山にはいること。「気象観測のために—する」 2 僧が修行または住職となるために寺にはいること。「本寺に—する」
バラスト【ballast】
1 船体の安定を保つために船底やタンクに積む、砂・砂利・水・油などの重量物。底荷。脚荷(あしに)。→バラスト水 2 潜水艇・気球の浮沈や昇降を調節するために使用する水・砂・鉛などのおもり。 3 ...
のうぎょうしんこう‐ちいき【農業振興地域】
優良な農地を確保するために農業振興地域整備法に基づいて都道府県が指定した地域。農業のために利用する土地と位置づけられ、排水路の整備などに国の補助金が優先的に投入される。農業以外の用途への転用は厳...