すがし‐め【清し女】
清らかで美しい女。「言(こと)をこそ菅原(すげはら)と言はめあたら—」〈記・下・歌謡〉
すずしさまねく‐たま【涼しさ招く玉】
《中国、燕の昭王が持っていた玉が涼気をもたらしたという故事から》涼しさを招きよせるという玉。「石の上に落ちたる滝のかずかずに—と見えつつ」〈夫木・九〉
すうっ‐と
[副](スル) 1 滞ることなく、滑らかに動作や変化が進むさま。「間を—すり抜ける」「うきを—引き込む」「タイヤの空気が—抜ける」 2 一直線に伸びているさま。「—切れ目を入れる」「汗が—流れる...
スーク‐アル‐ミルフ【Suq al-Milh】
イエメンの首都サヌアの旧市街にある2000年以上の歴史をもつ野外市場。アラビア語で「塩の市場」を意味し、紅海からもたらされた塩が売られたことに由来する。香辛料、衣料品、金銀細工などを扱う店が集ま...
スーパーこうたい‐こうそ【スーパー抗体酵素】
生体内で抗体としてはたらきながらも、たんぱく質(ペプチド分子)を分解する能力をもつ酵素。病原体に特異的に結合し、みずから単独で有する分解能力により、病原体の生育や繁殖に必須なたんぱく質を分解する...
スーパー‐ラグビー【Super Rugby】
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの3か国のクラブチームが参加して行われたラグビーの国際大会。第1回は1996年。毎年2月から7月にかけて開催され、各国5チームずつ計15チームで優勝を...
スコピエ‐じょうさい【スコピエ城塞】
《Skopsko Kale》スコピエにある城塞跡。バルダル川の北岸、旧市街のスタラチャルシヤを見下ろす小高い丘の上に位置する。11世紀頃の建造とされる。カメンモストとともにスコピエの象徴とされ、...
すっぱ【素っ破/透っ波】
1 戦国時代、武家が野武士や野盗であった者を取りたてて使った間者。乱波(らっぱ)。忍びの者。 2 ぬすっと。すり。かたり。「それがしは京田舎走りまはって、かくれもなき—ぢゃ」〈虎清狂・禁野〉 3...
スリーマハー‐ぼだいじゅ【スリーマハー菩提樹】
《Sri Maha Bodhi》スリランカ北部の都市アヌラダプーラにある菩提樹。紀元前3世紀、マウリヤ朝のアショカ王の王女によってインドからもたらされ、当時の王デワナンピヤ=ティッサが植樹したと...
スラカルタ【Surakarta】
インドネシア、ジャワ島中部の都市。ソロ川沿いに位置する。18世紀半ばにマタラム王国の流れをくむ王都ソロが置かれ、第二次大戦まで存続した。ジョグジャカルタとともに同島における宮廷文化の中心地。カス...